降谷零の精神構造
いつかきちんと分析したいと思っていたトリプルフェイスです。 まだ材料が揃っていないので精神分析的な視点からは難しいのですが、今週のアニメでとうとう降谷さんと赤井さんが顔を合わせるということで、現時点での「トリプルフェイス分析」を書いておきた…
なんだかいつも降谷さんの弱い部分にスポットを当てているような気がするので、「降谷零がいかに有能か」についても考察してみたいと思います。 今回は、精神分析ではなく認知心理学の話になります。 認知心理学は専門ではないので、知識がぼんやりしている……
注:後半にて、コミック未収録分のネタバレをやや含みます! 「死の欲動」とは、心理学の原点にして頂点・フロイトが提唱した概念です。「死の本能」と訳されたりもします。 今回は、この「死の欲動」の考えに基づきながら、降谷さんを分析してみたいと思い…
ずっと気になっていることの1つです。 組織では「情報屋」という扱いのようですし、ウィスキートリオで行動していたときにはスナイパーが2人付いている(コナンくんの推理が正しかったとしてですが)ので、殺さないことは可能なのかもしれません…。が、ス…
①と②をふまえ、降谷さんが赤井さんの死亡を確かめるために、赤井さんに変装した意味を考察します。 まず、誰もが疑わなかった赤井さんの死を、たった一人、降谷さんが信じなかったのは、もちろん「赤井秀一の能力を考えれば、あのような状況で死ぬのは不自然…
「火傷赤井」さんの件の続きです。 前回、 降谷さんの謎の変装には、次の2つの要素が関わっているということを書きました。 ①降谷さんが赤井さんを(バーボンがライを)嫌っていたこと。 ②景光さんの件。 今回は、②の方を詳しく考察します。 景光さんの死は…
いわゆる「火傷赤井」さんの件です。 メタ的に見れば、読者に「赤井秀一は生きていた!?」という謎を深める作用をする行動だったと思うのですが、それを差し引いて考えても、この行動が降谷さんの赤井さんに対するたいへん複雑な心情を端的に現しているよう…
「高明にいちゃん!ボク、東京で友達ができたよ!アダ名がゼロっていうんだ、かっこいいでしょ」 あの諸伏高明氏に、弟から「にいちゃん」とフランクに呼ばれていた時代があったことにもびっくりですが(深窓の令息ひとりっこ系かと)、その子が…降谷さんと……